午前中:心を込めた「桜餅作り」
まずは、みんなで午後のおやつにする「桜餅」作りに挑戦しました。
最初は「上手にできるかな?」と少し緊張気味だった皆さんも、エプロンと三角巾を締めると職人のような表情に!もち米を丁寧に伸ばし、あんこを丸める手つきは、さすがのベテラン勢です。

お隣の方の手順を参考にしたり、スタッフに教わったりしながら、自分だけの可愛らしい桜餅が次々と完成。部屋中が春の香りに包まれ、午後のティータイムが待ちきれない様子でした。
お昼:五感で味わう「桜御膳」
ランチタイムは、目にも鮮やかな「桜御膳」が登場!
彩り豊かなちらし寿司に、揚げたての天ぷら。豪華なメニューに「わぁ、すごい!」と歓声が上がりました。
普段、食事の形態を工夫されている方も「小さく切ってあれば美味しく食べられるね」と、いつもとは違う特別な食感を楽しまれていました。「お腹いっぱい、美味しかった!」という言葉と共に、皆さん揃って完食です。

午後:華麗なる変身!記念写真撮影
午後は、この日のメインイベント!お雛様とお内裏様の衣装を身にまとっての記念撮影です。
数ある着物の中から「どれがいいかなぁ」と嬉しそうに選ぶ女性陣。最初は少し照れていらっしゃいましたが、スタッフの「笑顔で!」という声に、パッと花が咲いたような素敵な表情を見せてくれました。


特筆すべきは、お内裏様役をお願いした男性のご利用者様。
最初は「いやだよ、そんなのは…」と渋っていらっしゃいましたが(笑)、いざ冠を被ってみると…これがもう、驚くほどお似合いで貫禄たっぷり!周りからの「似合うよ!」という大絶賛に、最後はすっかり役になりきって、終始ニコニコと撮影に応じてくださいました。
3時のおやつ:三世代の絆が深まる抹茶会
最後は、午前中に作った桜餅を抹茶と一緒にいただきました。
ご利用者様の代表による「お点前(おてまえ)」も披露。本番前は「順番、間違えないかしら…」と心配されていましたが、いざ始まると堂々とした振る舞いに拍手喝采!「間違えたばってん、よかったろか?」「よかったいね、みんな楽しかけんね」と、温かいやり取りに現場もほっこり。


この日は、あるご利用者様のご家族(息子さんご夫婦、娘さん、そしてお孫さん)も駆けつけてくださいました。お雛様に扮したおばあちゃんの姿を見て、お孫さんが「おばあちゃん、可愛い!」と大喜び! その言葉を聞いたご本人も、本当に幸せそうな、満足気な表情を浮かべていらっしゃいました。

「若い頃は畑仕事で忙しくて、ひな祭りなんて縁がなかった。ここ(よかひより)に来てから、いろんな勉強もさせてもらって嬉しいです。これからもお願いしますね」
あるご利用者様からいただいた、この言葉にスタッフ一同、胸が熱くなりました。
これからも、ご家族との絆を感じられるような、温かい時間を大切にしていきたいと改めて強く感じた一日でした。
次回の行事もお楽しみに!
